協力隊なつき の ぶろぐ

「地域おこし協力隊」としてハーブのブランド確立させるために地元宮崎へ!  そんな日々の出来事を綴っていきます。

【読書】稼ぐまちが地方を変える を読んでみた

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お久しぶりです

最近、仕事で嫌なことがありすぎて

やさぐれている なつきです。

 

さて今回は秋の夜長にピッタリの「本のレビュー」です!

 

初めてのレビューなので少し緊張ですが

早速参りましょう!

 

 

稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書)

稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書)

 

 

 

利益なくして再生なし!

著者の木下 斉さんは、一言で言うと

「町おこしのプロフェッショナル」

Twitter東洋経済ONLINE情報発信をされていますので

そちらもご覧になって下さい!

toyokeizai.net

 

僕の前職は「宮崎県のアンテナショップ」

そのころから行政から送られてくる企画や商品に疑問を持っていました

 

どの企画も商品も中途半端で売る気があるのか

売れないものを送りつけて一定期間が立つと販売終了

 

すべて税金の”予算“によって企画され

売れようが売れまいが”実績”によって済まされる商品

 

この流れが嫌いで地元宮崎が嫌いになりかけていたので

地域おこし協力隊として商品の一番出口で感じた経験をいかし

商品作りや地域のお店の立て直しができればと思い応募しました

 

そんな時に、参考にしていたのが木下さんの

東洋経済ONLINE」

 

この民間から稼ぎ利益を生み出す感覚を失いたくないので

読み漁っていました!

 

(研修もなく「座っていいよ!」が最初の数日間の指示だったので1人で読み漁りってましたw)

 

補助金に頼らないのが本当の町おこし!

いまだに「まちづくり」「地域活性化」といえば「補助金を持ってくること」と思い込んでいる人が少なくありません。それは愚策中の愚策であるということを、ぜひ念頭に置いていただきたいのです。 P.29

 

民間から27歳で協力隊として行政の中に入りましたが

本当にこれはびっくりしました。

 

意味のないイベント、意味のないワークショップ、意味のないブランドづくり

どれもこれも全国で行われ、特に成果のないまま

担当者の異動などで消えていく素晴らしき政策

まじね、町民まじで怒ったほうがいいよ。

 

盛り上げたいなら土地価格をあげる!

魅力的なショップがいくつも揃えば各ビルの、そして其のエリアの魅力も高まり、地元の価値がぐっと上がり、出店したいという人がもっと集まってくる。

結果的に地価が上がり、賃貸料が上がり、オーナーは儲かる。そういう好循環が生まれれば不動産オーナーは投資を回収できるわけです。P.44

うちの町にはいわゆる「ビル」はないので上記の事を実現には時間がかかりそうですが

国道沿いで車の通りも多いのに「空き家」が多く

お世辞にも魅力的な町とは言えません 

 

やはりそのエリアが少しでも盛り上がるためには

行政主導ではなく、民間主導で取り組む事が大事だなと感じました

 

地域の人に信用してもらうには・・・

僕は正直「人と関わる」事が苦手です

ただ周りからは「コミュ力あるじゃん」なんて言われますが

やっぱりそこまで行くのに陰ながら努力をしてるんです汗

特にこの協力隊だと、

僕が思おう正しい事を伝えて、変化を求める

事が多いので信用されない部分があると思いました

 

なので僕が心がけたのが

  • とにかく何回でも会って話せ!
  • とにかく相手の話をきいて問題を聞き出す!
  • とにかく相手の身になり解決案を出す!

身を削って相手のために活動していれば信頼も得て

仕事がスムーズになると思い行動してました。

(行政からはたくさん人に会えと言われ非難されますが・・)

 

まずは事業をつくり相手に三回得をさせれば信用してくれる
自分よりも先に、相手に恩恵を受けてもらう P.56
 
それくらい個人にじっくり向き合わないと
地方の人は振り向いてくれないんですよね。
 
この言葉は今の自分の活動は間違ってない!
と思わせてくれるし、指標になるパワーワード
 

利益率にとことんこだわれ

この本の中には

町おこしに関する「10の鉄則」が紹介されています

その中の「鉄則⑥ 利益率にとことんこだわれ」

が僕のなかで一番印象に残る鉄則の一つでした

 

民間の力で事業を継続するには

稼ぎ、投資し、発展させる

そのためには稼ぐ力を養う事は大事なことだと思っています

 

今後の地域商業として必要なのは、製造小売やサービス分野の業態です。物件が小規模ならなおさら、小さな面積でも高粗利業態の絞り込む必要があります。

生産性の低い中小零細商業から、生産性の高い中小零細商業への転換ですP130

地方は小さな規模の会社が多いです。

そして商圏が狭い。

町の事を考えるとそれぞれの会社が

儲けることを真剣に考えて営業する必要があると思う

 

「ピンホールマーケティング

針の穴くらいに小さな市場に徹底的に絞り込むことで逆に商圏を大きくし、実際のビジネスとしては大きく育てることが可能になるという考え方です P.170

ランチェスター経営とかでもある

「一極集中!!!」

地方の町はまず小さいエリアで徹底的に商売をすることで

かなり変わってくると思います。

 

ただ行政としては

みんなで、一緒に、同じスピードで、平等に、がんばろー

 みたいなスタンスなので逆に陳腐化します。

 

なので上記のような活動は非難されてますね〜

苦しい限りです。

 

協力隊としての「町おこし」

町おこしとして活動をすると

「行政だから」「民間だから」となぞの線引きをする必要がある
ただどちらも目的は、「町の活性化」なのになんでこんなに違うのか
 
アンテナショップでは、
季節やその時の流行などお店として売っていきたい商品がある
ただ、ピックアップし販促キャンペーンを行うと
「うちは売る為の店ではない、全部を平等に売らなければならない」
販売をやっていてこんなバカな話はない。
売れる商品もあれば売れない商品もある。そこが商売の面白い所
 
基本的には販売は自由に自分たちの意見を尊重させてもらえる上司がいたから、店のレイアウトも自由に行う事が出来たが、
やっぱりもっと「上の命令」が気に食わなかった。
 
それが変えたくて行政の中の取組「協力隊」になってみたが
以前よりもストレスがひどくなってしまったw
 
町の取組でもそうだが、行政の考えでは
「全体」をとらえて活動を行う習性がある。
 
たしかに一極集中的な仕事をすると、
多数の住民から「一部の人間だけ!」と文句を言われるのはわかるが
 
ある事を成し遂げるのに、
大人数で手を繋いでゆっくり確認をとりながら進んでいくのは時間の無駄である
 
弱い地方で、弱い事業、弱い会社だからこそ、
「一極集中!少ないチームで駆け抜けろ!」でいい気がする
 
しかしこれは行政のなかでは通用しない。
 

終わりに、

書評として書き方はいいかどうかわかりませんが

自分の活動のしているなかで

印象の高いフレーズをご紹介しました。

 

本当に町おこしに関わる人は読んで頂きたい一冊です!

 

 

 

 

この本は何回も読み直さないとな・・・
 

 

稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書)

稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書)